Komemame Diary

2013.04.28 Sun - 04.29 Mon(1)

雪の槍ヶ岳へ。
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GW第一弾は雪の槍ヶ岳へ。
飛騨沢からか槍沢からか迷ったけど、まだ登ったことがないので槍沢から目指すことに。

【1日目】
上高地〜槍ヶ岳山荘



 
 
河童橋からスタート
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上高地から道はツルツル
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大迫力の明神岳
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徳沢の手前は猿の無法地帯に。人を見ても逃げない【PHOTO by komemame】
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手がカワイイ
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小猿は枝でお遊び
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遠くに大天井が見えた
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明神と前穂高
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絶景を眺めながらのハイキングルート
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前日の降雪で木々にも雪が乗っかってる
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雪煙舞う前穂高
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雪が多いところは切通しになっている
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新村橋を過ぎてしばらく進むと視界が開けるてくる
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良い天気に感謝!
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横尾を通過するとグッと人が減った
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一の俣、そして二の俣を通過
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梓川の左岸を進む
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槍沢ロッヂに到着
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槍沢ロッヂを出発すると一瞬槍の穂先が見えた
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槍沢は雪崩が激しかった
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雪崩の瞬間を目撃。ゴォーという音とともに雪煙が舞う
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槍沢を進む【PHOTO by komemame】
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ババ平付近
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美しいトレース
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大曲付近
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この辺りからどんどん斜度を増していく【PHOTO by komemame】
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すばらしい景色が続くけど…
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し、シンドイ…【PHOTO by komemame】
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天狗原分岐付近 左手に燕岩
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燦々と降り注ぐ陽光
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天狗原分岐を過ぎてようやく槍の姿が目の前に現われた
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少しずつ、少しずつ槍に近づいていく
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舞い上がる雪煙。稜線は風が強そう
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正面にそびえる槍の穂先を見つめながらもうひと踏ん張り
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振り返ると遠くに八ヶ岳
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あと…あと少し…
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ようやく槍ヶ岳山荘に到着。目前に迫りくる槍の穂先
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沈む夕日
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笠ヶ岳と色づく空
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沈んだ夕日がしばらく空を美しく彩っていた
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【danyama】
朝6時過ぎに上高地に到着すると前日の大量降雪のために「横尾から先、登山禁止」の張り紙が。
敢えて一日ずらしたのに、いきなり出鼻をくじかれる。
が、とにかく横尾まで向かうことにする。明神に着く頃には完全な青空に。

9:00過ぎに横尾に到着。横尾大橋にはロープが張ってあり入山規制中。
槍沢方面は特に問題ないようなので進むことに。

一の俣、二の俣を過ぎ傾斜が増してくると久しぶりのテン泊装備とスコップ、
ワカン(前日の降雪で必要になるかもしれないと思って…)など雪山装備が堪えてくる。
槍沢ロッヂで休憩し、荷物を少しでも軽くするためにアイゼンを装着し出発。

するとゴォーという音が辺りに響き渡る。この時は「どこかで雪崩が起きてるんだな」
程度にしか思っていなかった。
しかし、ババ平付近までくると、進行方向右手の赤沢山の山肌から次々と雪崩が発生するのを
目の当たりにする。幸い登山道まで迫ってくるものは無かったのでよかったけど、
キツかったらババ平でテントを張って早朝に槍にアタック、
という選択肢はここで完全に消え去った。あとは槍ヶ岳山荘まで登るしかない。

予想よりも雪が多く、大曲を過ぎてからの登りは
「こんなにシンドイのはいのはいつ以来だろう?」というくらいキツかった。
グリーンバンド付近で穂先と槍ヶ岳山荘が見え、「あと少し!」と思うもののここからが遠い。
景色に変化があまりなく、なかなか近づいて来てくれない。
最後はもう虫の息で何とか到着。

稜線は強風で、テント張るのにもひと苦労。
定番のキムチ鍋を食べて眠りにつくも、一晩中強風に苛まれる。


【komemame】
遠くから眺めても、尖った穂先やその存在感で、
私でも「槍」だってことが分かるくらい、北アルプスのシンボルのような山。
他の山からいつも見ては、いつかは行きたいなぁと思っていた。

GW前半、そんな憧れの槍ヶ岳へ!
もちろんテンションがあがる~!
出発地の上高地はGWの賑わいで、これまた心が踊る~。
が...
登山届け窓口に「横尾から先、入山規制中・雪崩の危険」と張り紙が。
ビビリな私は一気にテンションが下がる。。
「コワイ…」
でも実際のところは分からないので、まずはスタート。

林道は写真を撮っているひと、散歩している人もいて
早朝にもかかわらずけっこうな人出。
凍ってつるつるの道をスニーカーで歩いている人、すごい。
私自身はいつコケるか気が気でなくて、アイゼンを付けたいくらいだった。
実際に、写真を撮りながら歩いてたら見事にすっ転んだ。。
(教訓:“ながら歩き”はしてはいけない)

この日は天気もぐんぐんよくなっていき、あっつい。
日差しもつよく、雪の反射で目がおかしくなってしまうほど。
残雪期って、夏よりも日焼け対策を万全にしないとたいへんなことになりそう。

延々と林道歩きがようやく終わり横尾に到着。
ここもまたすごい人。みなさんのウェアや装備が色とりどりで、きれい。
と、そのなかにパトロールのお兄さん方が。
「今日は涸沢方面は雪崩の危険がMAXです」
「行くなとは言いませんけど、危険なので入山しないでください」
と言っている。
前日にたくさん雪が降って、さらに今日はぽかぽか陽気。
当たり前だけど、こういう日に雪崩が起きるのか、と再認識。

パトロールのお兄さんに、私たちが行く槍方面はどうかと聞くと、
「そちらは、着く頃にはぜんぶ雪崩れてますよ。大丈夫でしょう」と。
え、、?着く頃には?でも雪崩れるんでしょ?ほんとに大丈夫なの…??
心配な気持ちが残るも、ここからは自己責任で十分気をつけてGoすることに。

まず向かうポイントは、槍沢ロッジ。
同じタイミングで歩いていたのは、私たちの他、
単独のテント装備の方、BCの2人組、槍沢ロッジまで向かうという年配の方の3組。
途中下山されてきた方に、雪崩情報やコース状況を確認しながら進む。

2時間弱歩いたところで、槍沢ロッジに到着。
この時点で、ばてばて。。。
暑さと久しぶりの荷物の重さで、この先の地図を見て気が遠くなってしまう。
あと5,6時間、しかもここから先は登り中心になるという。
とはいえ、行かないわけにもいかない。
その場にいた人たちと「頑張りましょう!」と声を掛け合い、いざ出発。

あるきはじめ谷に入ると、ぐるりと山に囲まれた景色に息をのむ。
青い空と白くつるんとカーブした谷がくっきり二層に分かれていて、まるで写真のよう。
谷の一番下のところにいる私は、この景色に呑み込まれそうな感覚になる。
と、感動しながら歩いていると、後ろの方から
「ゴォォォォ~!!!」といやな感じの音が。
はじめて聞く雪崩の音だった。
ちょうどお昼過ぎ、気温もぐんぐん上昇し、雪崩のピークなのだろうなぁ、、、
そう思っていると、上の方で雪崩が。
ここまで到達するものではないけれど、音とそのすごい勢いに、
一瞬固まる。もちろん雪崩をナマで見たのははじめて。
「こんな所、はやく通過しなくちゃ!!!」
荷物の重さと疲れがすごかったけど、その思いが私を前に進ませた。
その後も何度か雪崩を目撃し、いつもなら「数歩進んでは止まる」を繰り返す私が、
ほぼ止まることなく進みつづけた。

そんなふうに歩いていたので、当然からだはへとへと。
素晴らしい景色はつづくものの、目的地が見えない。
どこまで行っても同じ景色がつづくばかり。
と、そのとき見えてきたのが尖った岩と、建物のかたち。
「あれ、槍?ただの岩?…」
あんなにあこがれていた槍ヶ岳が、ただの大きな岩にしか見えないなんて…笑

とはいえ、ゴールが見えたことで、あとはひたすら無心になって登るのみ。
ようやく山荘に着いたときは、疲れで倒れ込んでしまうと思ったら、
むしろ達成感で、ハイ状態。私にしてはめずらしいこと。

夜は、一生懸命かついだ塩こうじ漬けの豚肉とたっぷり野菜の熱々キムチ鍋を食べて就寝。


【memo】
06:28 上高地バスターミナル
06:33 河童橋
07:15 明神 07:20
08:05 徳沢
08:20 新村橋
09:03 横尾(休憩/食事) 09:30
10:24 一の俣
10:31 二の俣
11:12 槍沢ロッヂ(休憩/アイゼン装着) 11:34
17:25 槍ヶ岳山荘(幕営)
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by ighana | 2013-04-30 10:16 | 山登りのこと