Komemame Diary

2013.02.09 Sat - 02.10 Sun(1)

厳冬期 甲斐駒ヶ岳(黒戸尾根)へ。
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気絶するかと思うほどしんどかったー、長かったー、怖かったー><
でも、行って良かった!!!充実度満点の黒戸尾根♪(komemame談)

【1日目】
尾白渓谷駐車場〜七丈小屋テント場




 
 
尾白渓谷駐車場よりスタート
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竹宇駒ヶ岳神社手前でカモシカに遭遇。餌付けでもされているのだろうか
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竹宇駒ヶ岳神社の鳥居をくぐる
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安全祈願のお参り 2日間安全に楽しめますように
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吊り橋を渡って登山道に進む
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天気は最高!
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荷物は重いけどココロは軽い
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枯れ落ちた木の間に甲斐駒の姿が開ける。こんなところから見えるのは冬ならでは
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テン泊装備 x アイスバーンの道悪だと中々思うように進みません
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八丁登りをヒーコラ言いながら登る。左手には石碑
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富士山の姿が樹林の間から見えた
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ようやく刃渡りで視界が開け気分転換に
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振り向くと八ヶ岳
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左手には富士山
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そして鳳凰三山
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刃渡りを慎重に通過
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次に現れるのはやせ尾根。八ヶ岳をバックに
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刃渡りを過ぎるとハシゴ&クサリ地帯に突入
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刀利天狗(2010m)に到着 予想以上に時間がかかった…
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黒戸山を巻いて下ると五合目小屋跡に到着。山頂がキレイに見えます
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五合目の鞍部の長ハシゴから核心部に突入
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ハシゴ&クサリ以外にも切れ落ちたところがあるので気が抜けない
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いったん下り橋を通過すると…
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再び急登となる
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垂直ハシゴを登る
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背中の荷物が重いのでバランスを崩さないように
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七丈小屋のテン場に到着。このテン場からの眺めは最高。まるで天空の広場
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アーペントロートで朱く染まる八ヶ岳
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そして甲府の街が輝き始める
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【danyama】
改めてカレンダーを見ると厳冬期の三連休って今週がラスト。しかも好天の予報ときている。
これを逃すと次のチャンスは何年後になるか分からない。
ということで黒戸尾根からテン泊で甲斐駒ヶ岳を目指すことに。

ひとつ心配なのが、komemameと一緒ということ。
黒戸尾根は夏に日帰りで登っているので、ルートのイメージはついているだろうものの、
今回は何せ雪とテン泊装備。難しければ七丈小屋で停滞してもらうという選択肢も
視野に入れてスタート。

絶好の天気の中、竹宇駒ヶ岳神社に向かうと鳥居の手前でいきなりカモシカさんに出会う。
落ち葉のようなものを一生懸命に食べていて、声をかけても手を叩いても我々のことはガン無視。
しばらく騒いでいたらようやくこちらを見てくれた。

吊り橋を渡り登山道に入ると、いきなり雪が付いていて、
やはりアイスバーン化が進んだ雪道と重荷のため、かなりのスローペース。
笹の平分岐まで無雪期の2倍以上の時間がかかっている。

八丁登りをヒーコラ言いながら登り、ようやく刃渡りが見えた頃にはお昼過ぎ。
「もっと早い時間に出発すべきだったなぁ」
「このペースだと七丈小屋まで明るいうちにたどり着けないかも…」
そんな思いで最初のクサリ・ハシゴ地帯をこなして刀利天狗を通過。
五合目小屋跡で幕営することを視野に入れながら黒戸山の巻き道を進んでいると、
komemameがペースを取り戻し始め、14:30に五合目に到着。
休憩がてらkomemameの意志を確認すると七丈小屋まで頑張る気満々だったので先に進むことに。

ここからはクサリ・ハシゴのオンパレード。
さらには急斜面のトラバースなどで気を抜くヒマがなく、
そろそろ疲れもピークに達しようとしていたときに七丈小屋が見えてきた。

しかし!この日の核心はこれから。
ご存知のように七丈小屋からテン場までは少し離れている。
テン場まで雪が深く、ほとんど踏まれていなかったのでズボリズボリと膝まで埋まる。
下の段のテン場は先客がいて満員。
七丈小屋に着いた時点で、「もう登らなくていいんだ」とキモチは完全に切れていたので、
上のテン場までノートレースの急斜面を登るのがツライことといったら…。
さらに!テン場は使用した跡はまったくなく新雪の平原。疲れたカラダに鞭を打って雪かき開始。
しかも!整地するためにショベルで掘っても掘っても地面が固まらない。
急がないと日もどんどん落ち始めている。結局50~60cm掘ってようやく整地完了。
慌ただしくテントを設営し、ゴハンを食べ終わったころには19:30を過ぎていた。
日本酒の熱燗をグイッと飲んですぐに眠りについた。

ちなみに隣では甲府から来たという外国人の方と少しお話ししながら設営していたのだけれど、
その方は雪を掘った後、いっこうにテントを立て始める気配がない。
気がつくと掘った穴(雪洞ではなく上は完全に露出)の上でシュラフに入り読書を始めた。
朝凍っちゃってるんじゃないかと心配したけど、翌日起きてテントから覗くと
出発準備をしていたので、これはもうカラダのつくりが完全に違いますね…。

【komemame】
黒戸尾根は去年の夏に日帰りで歩いたところ。
だから今回私は、どこかで「夏に行ったことあるし~」と、タカをくくっていた。
でも思い返せば、あのときも長~い道のりに、帰りはへとへとだったんだった。

スタート間もない時点ですでに「辿り着かないのではないか…」という不安がよぎる。
テン泊用の荷物&食料など荷物の重さに加え、アイスバーン&ずぼずぼ埋まる雪の道。
さらにはくさり場、雪で埋もれた垂直のはしご、つるつるに凍った岩。
ぜんぜんペースがあがらず、歩けども歩けども、目標地点に辿り着かない。
まさに夏と厳冬期の違いを身を以て知る。
…ちなみに夏のレコを見てみたら、2倍以上の時間がかかっていた。

救いだったのは、すばらしい天気と絶好の景色。
刃渡りの手前、樹林帯から覗く富士山がきれいにくっきり見えたときは、
思わず「あ~!」とため息。
その後も素晴らしい景色が助けになって、一歩一歩歩くことができた。
そして七丈小屋のテン場から見えたオレンジ色の夕焼けときらきらの夜景。
私の山人生でこんなきれいな景色を見たのははじめてかも!?
ここのテン場はまたぜったい来たいところ!

【memo】
08:13 尾白渓谷駐車場
08:18 竹宇駒ヶ岳神社 08:23
10:58 笹の平分岐点
12:53 刃渡り(昼食) 13:10
13:44 刃利天狗
14:28 五合目小屋跡 14:47
16:00 七丈小屋 16:03
16:13 七丈小屋テント場(幕営)
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by ighana | 2013-02-21 15:47 | 山登りのこと