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Komemame Diary

2012.12.31 Mon - 2013.01.02 Wed (1)

仙丈ヶ岳へ。
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今雪山シーズンの目標の1つだったテント泊での仙丈ヶ岳。

年末年始、いつ出発するのがベストか?そのタイミングを推し量っていたが、
天気は元旦のみ好天でその前後はイマイチとの予報。
元旦に山頂を目指すため、急遽大晦日から入山することに。

しかし、この日は諸事情で東京を出発できるのは朝7:30。
戸台から歩き始められるのはおそらく早くても11:00頃になってしまうだろう。
テントと3日分の食糧を担ぐことを考えると、北沢峠のテン場にたどり着く頃にはおそらく真っ暗。
暗くて寒い中での設営はイヤなので、届かなければ道中の幕営できる場所でテント張ればいいや、
という感じで何はともあれ出発です。

【1日目】
戸台〜1800m付近幕営地



 
 
戸台駐車場手前から遅い時間にスタート
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駐車場を過ぎてしばらく歩くと広~い河原に出る
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広くて気持ちがいい【PHOTO by komemame】
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こんな感じの渡渉を幾度となく繰り返す
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時には川の中を歩く箇所も
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河原を高巻く際の凍結箇所が何気に危ない
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第2砂防ダム手前の堤防を進む
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この辺りから河原歩きと樹林帯歩きを交互に繰り返す
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河原からは甲斐駒もチラリ
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八丁坂をゆっくり登る
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八丁坂を過ぎると気持ちのよい樹林帯に
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右奥に小仙丈ヶ岳が見える
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1800m付近は平坦な地形で幕営適地
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今回は2泊するので整地はしっかりと
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予想通り戸台に10:30頃到着し、11:00前に出発。
チラチラと雪が舞う中、重いザックにヒーコラ言いながら戸台川の河原を遡る。
広大な河原の雪原と進む先には甲斐駒だろうか、
立派な山容が雲の隙間から見えとても気持ちが良い。
しかし、時間が経つに連れ背中の重みが増していき、河原歩きが長く感じる。

歩くことおよそ3時間、丹渓山荘跡に到着。
ようやく河原歩きから開放され、ここからルートは登山道らしくなる。
しかし時間は既に14:00。予想通り北沢峠までは届かないだろうから、
15:30をリミットに近づけるだけ近づいておき、適地で幕営をすることに。

やっとこさ八丁坂を登りきると緩やかな樹林帯となり、
1回目の林道を横切る直前の1800m付近でテントを張る。
この辺りは幕営適地で、上空で強い風が吹いて木々が傾ぐ音がしていても静かそのもの。
時間が経つにつれ天気も回復していき夜にはキレイな星空が出ていた。

夜の食事は塩豚鍋で暖まる。野菜を多めに持参していたのが重量増の1つの原因だったけど、
ツライ思いをして運び上げた甲斐があったというもの。

【komemame】
冬休み2日目、のんびり気分を満喫していた夜、「あした朝出発するよ!」とdanyama。
急な出発を宣告され、もちろん何の準備もできていないという状況っっ
「えーっ、あしたーーーっ!?」
何はともあれ、まずは食料計画でしょ!と、あわててスーパーに走る。
冬は生肉や生野菜なんかをもっていけるから、夏よりメニューの幅が広がるのがうれしい。
時間はないけど、ここはじっくりメニューを考える。
食料含め、早々にパッキングを済ませて、早々に眠りについた。

今回は2度目の雪山テント泊。しかも2泊。
山頂を目指すことよりも、2晩氷点下でのテント泊に耐えられるかが、
私にとって今回いちばんの難題…
というわけで、ザックには食料に加え、分厚いサーマレストにダウンパンツ、
ダウンの象足、ホッカイロ…防寒装備はたっくさん。
重さにちょい不安になりながらも、いざ出発~。
とはいえ、この日は「行けるところまで」ということだったので、気はラク。
しかも私よりうんと重いザックを担いでいるdanyamaのスピードもゆっくりなので、
どうにか付いていくことができた。
問題の寒さも、熱々の鍋料理とホットワインであたたまり、
夜も防寒グッズたちのおかげで、熟睡♩
すっかり気を良くしたテント泊なのでした。


【memo】
10:55 戸台駐車スペース
11:09 戸台駐車場 11:12
12:08 戸台第2砂防ダム
13:16 鋸岳分岐(昼食) 13:34
14:00 丹渓山荘跡
15:20 幕営地(1800m付近)
by ighana | 2012-12-31 22:59 | 山登りのこと